ご無沙汰しております。
講師(兼すずめのご飯係)の金原です。
11月19日(金)夕方17時以降から、部分月食が見られました。
98%が隠れるということで、ほぼ月全体が隠れる皆既月食に近いとのことでした。
限りなく皆既に近い部分月食が日本全国で見られたのは、140年前 の1881年12月6日(明治14年12月6日(火))だったそうです。
1881年といえば、ロシアのアレクサンドル2世や米国のガーフィールド大統領が暗殺された年であり、日本では両国の大火もありましたが、板垣退助が自由党を結成したり、後の明治大学や東京理科大や東京工大も設立した年でもあります。
米国ではビリー・ザ・キッドがギャレット保安官に射殺され、ワイアットアープが活躍していた時代。
この目まぐるしかった1年の最後の月の、皆既月食に近い月食を、当時の日本の人々は、どんな思いで見ていたでしょう。
140年ぶりの月食ですので、写真に収めておきました。

11月19日(金)17時14分 始まったころでしょうか

18時19分
月は直接双眼鏡で肉眼で見た方が、とても綺麗でした。
こんなにはっきり見えるとは思いも及ばないくらい、美しい月でした。あれは「静かの海」か、肉眼で見た映像が残せないのは残念でした。
双眼鏡は、亡くなった祖父の物です。

普段は、デジタルの世界に近くいる身ですが、思いもよらぬ美しいひとときを過ごすことができました。
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